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zoom RSS 「影の告発」土屋隆夫

<<   作成日時 : 2005/09/05 23:20   >>

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読書の秋というが、このところかなりのハイペースで本を読んでいる。

「とにかく面白い傑作小説70冊」に選ばれた本だけでも

乃南アサ「凍える牙」
宮部みゆき「火車」
五木寛之「青春の門 筑豊編」
塩野七生「チェーザレ・ボルジアあるいは華麗なる冷酷」
山崎豊子「華麗なる一族」
高杉良「金融腐食列島」
船戸与一「山猫の夏」

以上をこの一ヶ月の間に読んだ。
(あまりに有名な本ばかりで書評をこのブログに書くのが恥ずかしかった)

先の東京出張の際は新幹線のなかで行き帰りほぼ一冊づつを読み切った。
我ながらオーバーヒートしそうなスピード。

昨日読了したのが土屋隆夫「影の告発」
千早検事を主人公とした警察物のミステリーである。
書かれたのが昭和30年代後半。
古色蒼然、あるいは松本清張の影響が出てきた日本の推理小説の一番苦手な時期と敬遠するところだが、読んでみるとそのモダンさに驚いた。

章ごとに挿入される少女の独白が想像もしなかったエンディングにつながるあたり、優れて現代的(などと書くと現代礼賛者のようで嫌なのだが)。

ただし全般が犯人のアリバイ崩しであるのは、やはり時代を感じるのも確か。
アリバイをこしらえるというのは、それが発覚したとき、犯罪を自白しているのと等しいわけで、実際の犯人が凝ったアリバイ作りのリスクを冒すのは不自然---というのが鉄道トリックなどに食傷した現代の感覚だろう(あっ、また現代礼賛だ----)。

それはさておき。
カメラ好きにはたまらないトリックが出てくる。

そこで使われるのが安物の二眼レフ、ブローニィの12枚撮り、というのが時代を感じさせる。

ただ、このトリックならもっと簡単な方法がある。特にブローニィであれば、コマ数が窓に表示されるから35mmフィルムより確実に行えるのだが-----。
これ以上はネタバレになるので書かない。

※最高の読書空間、新幹線。Leica M2 + Summaron 35mm/F3.5

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