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zoom RSS プール・バーで待っている(笑)

<<   作成日時 : 2007/07/23 23:34   >>

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 ブックオフ似の古本屋の100円コーナーでこの本を見つけた。

プール・バーで待っている 喜多嶋隆 光文社 -1987-

 帯に「本格ビリヤード小説」とある。1987年は未曾有のビリヤード・ブームが始まった年で、それは競技としてよりプール・バーという場がお洒落な空間としてもてはやされた。

 その頃、僕は何がなんだかわからなかった。昨日まで老人しかいなかった玉屋に突然人がおしかけ何時間待ちにもなるのである。店に行っても満員で球がつけなかった。
 ただし常に待ちのギャラリーがいたから、僕らが撞いていると「すげぇ〜」という尊敬の声が出た----あんな時代はもう来ないんだろうな。

 さて、この小説のあとがきを読むとさもありなんと思う。著者はたまたま訪れたLAのパブで日系人の少年が一人でビリヤードを練習しているのを見てこの物語をイメージしたとか---やはりね、ビリヤードをプレイしたことはないんだ。

 読み始めて数ページで失笑してしまい、どうにも読み進む気力をなくした。

 主人公はLAのプール・バー(笑)で球を撞いている。その背後に3人のチンピラが並ぶ。彼は手球(白球)に映ったシルエットで、そのチンピラに気づき、キューを引くと見せかけてそのキューのバットエンドで一人の男の腹を強打、ひるんだ他の二人をキューで叩きのめす。

 試しにボールに背景が映るかどうか試してみたらいい。一度でも実験してみれば、少なくとも白球よりは3番(赤)や8番(黒)のほうがまだ映ることがわかるだろうし、せいぜい至近距離のものがなんとなく視認できるだけで、この話のように背景が映りこむわけはないと体感できるはずだ。

 これが「本格ビリヤード小説」だというのだから、お寒い。ウォルター・テヴィス(「ハスラー」の著者)のような重厚なビリヤード小説は日本には殆どない。
 ※宮本輝の「道頓堀川」は小説としては素晴らしいが、やはりビリヤードとしては限りなくフィクションである。




 さて、このところ僕は木曜日と日曜日は明大前の「山彦」に行くことが多い。この曜日は撞き放題1000円なのだ。

 「山彦」は風情のある良い店だ。ジュースがなんと100円とほぼ原価で売られている。缶ビールもかなり安い。こんな良い店を知れば、テーブルやキューのメンテナンスがなっていないプール・バーなどに行く気にならない。

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 また親父さんと、女将さんがいいんだ。温厚で優しい。マナーを知らない素人にもキツく当たらない(それはそれでキツい主人も良いとは思うが)。
 明大前から近いので学生が多いが、そのかわり学校が休みの土日や夜はわりと空いている。

 あとここは店の前に幟(のぼり)を出している。ここに10%割引券がついている。先の撞き放題は対象外だが、それ以外はこの割引券を破って持ってから球を撞くことをお奨めする。ただし幟が濡れるので雨の日は出ていない。晴れの日に数枚ゲットしておいたほうがいいだろう。

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 というわけで木曜日、日曜日は山彦で待っている、よ。

※Olympus E-410 + 18-42mm

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