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zoom RSS 初北海道6 バーやまざき(後)

<<   作成日時 : 2007/10/18 23:02   >>

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 山崎さんはオリジナル・カクテルを何百と作ってきたことで知られている。

 現在のバー文化の趨勢からすると古いタイプに属するだろう。現在はたとえばマティーニという古来のレシピについて、使う酒の銘柄、量、ミックス手法などを変えて独自表現にしていくのが主流だからだ。
 しかし、古いことは決してネガティブではない。むしろ得難い体験ができる喜びを堪能した。

 トップの画像のカクテルは「サッポロ」。ウォッカをベースにドライベルモット、そこにアマレットとシャルトリューズ(ベール)、まさに北海道の平原を思わせる香り。

 有名な菓子「白い恋人」にちなんだカクテル「白い恋人」も楽しんだ。これは菓子「白い恋人」を作っている会社のオーナーに頼まれて山アさんが考案したもので便乗などではない、由緒正しいもの。
 ウォッカにミルク、クレームドカカオ、ホワイトペパーミント。「グラスホッパー」に似た風味だが生クリームではなくミルクを使い、ウォッカが入っていることで、よりさっぱりとした味となっている。これは我が家の台所バーのメニューに載せることにする。

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 さて、ここで山崎さんの凄みを知ったエピソードを。

 カウンターの奥に常連とおぼしき紳士が座った。そしてオーダーをスタッフに伝えた。そのスタッフが耳の遠い山アさんの耳元で「Sさんが、○○○をご注文です」と言う。

 ところがそれを聞いた山崎さんは不審そう。「本当にSさんは○○○と言ったの?」と聞き返す。
 そうですとスタッフが答えると、ノートを引っ張り出してくてページを繰り始める。何度も首をひねってから、ぽつりと「おかしいな、Sさんは○○○をご注文になったことがない。△△△のはずなんだが」----、丁度このシーンを撮影したのが下の画像。

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 とうとう山アさん自身がそのお客さんの前まで行き(山崎さんはご高齢なので、あまりカウンター内を歩かない)、「S様、恐れ入りますがご注文は○○○でよろしかったでしょうか」と尋ねた。

 するとやはりスタッフの聞き間違いでオーダーは△△△だったのだ。

 優れたバーテンダーは顧客とその好みをよく記憶しているものだが、山アさんの御歳を考えると大変なことだ。

【注】文中○○○、△△△と記したのは女性名のカクテル。
 うろ覚えだったので記号としたが「弘子」と「幸子(さちこ)」だったと思う。
 常連の女性にリクエストされるとその方のイメージにあったカクテルを考案していた時期が山アさんにはあり、女性名のオリジナル・カクテルは多い。
 ちなみに「弘子」は白ワイン、カンパリ、ペパーミントというから爽やかな味だろう。「幸子」は、アクアビットにカルバドスだから色気あるいはその裏に逞しさののある味だろうと思われる。

※Olympus E-410

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