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zoom RSS 初北海道9 余市シングル・カスク

<<   作成日時 : 2007/11/01 01:32   >>

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 美しい工場内を歩き感嘆しながらも、第一目標はあくまで試飲コーナー。

 無料試飲と有料試飲があり、それぞれで楽しんだ。

 ご存じの方には言わずもがなだが、ここでウイスキーについて簡単に解説しておく。

 スコッチ・ウイスキーの主原材料はモルト(麦)。
 ただしモルトから作られた原酒は、個性が強すぎ、さらに樽ごとに品質のばらつきが多すぎる。

 そこでグレーン(未発芽の麦やその他穀物)を使ったウイスキーとブレンドする。グレーン・ウイスキーは逆に無個性で、単体で飲まれることは殆どなく、このブレンドのために作られる。

 こうしてできあがったブレンデッド・ウイスキーこそ、スコッチの芸術。単に混ぜあわせるだけではなく、混ぜたものを再度樽に入れて寝かせる(これをマリッジと呼ぶが、言いも言ったり)。

 ニッカのシンボルである下記の男性もブレンダー、手に持っているのはブレンド用のグラスであって、嗜好品として酒を飲んでいるわけでない。

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 ただし、その芸術はそれとして、モルトだけのウイスキーには下酒としての、とんでもない迫力がある。

 最近はそんなわけでシングル・モルトが人気なのだ。

 おっと、そのシングルってどういう意味?と思ったあなたは鋭い。
 とにかくモルト・ウイスキーは味のばらつきが多すぎる。少しでも安定させるために、異なるモルト・ウイスキーを混ぜるものがある。これを日本ではピュア・モルトと呼んだりする。英国では"Blended Molt"と表現することが多い(バッティングという表現もある)。

 しかし、それを拒み、あくまで一種類のモルト・ウイスキーを楽しみたい、という御仁のためにシングル・モルトはある。

 ただし、それより上があるのよ(下と表現したほうがいいか)。

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 シングル・モルトと言っても、同じ工場の同時期の同一工程の樽酒を混ぜている。
 それすらもせず、樽からそのまま瓶詰めしたものをシングル・カスクと言う。

 ニッカ余市工場では、余市シングル・カスクが購入できるのだ。
 樽ごとに香りが異なるから、それをチェックできる。香りを吟味し、これだと決断して買うことができるのは工場に来た人だけ。

 というわけで悩んだ末に3本を購入しました。けっこう高くて、輸入スコッチであれば20年物以上が買える値段だったが、せっかくの旅行のお土産だしね。

 長々と書いたので、もう一つトリビアを加えておく。樽から出しただけのウイスキーはあまりにアルコール度数が高すぎる。加水をして飲みやすくするのだが、それすらもしないものをカスク・ストレングスと呼ぶ。
 ただし、ここまで来ると、少なくともアルコールにそんなに強くない僕には純粋に楽しめない。ウイスキーの最もうまい飲み方はストレート(常温)か、常温水を同量注ぐトワィスアップだが、カスク・ストレングスはそうした楽しみが難しい(僕にとっては。味わえる人も当然いるんでしょうが)と思う。

※写真はすべてOlympus E-410

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