Canon PowerShot G9 その2

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 G9を選んだ理由はいくつかある。

 まずなにはともあれ現在のところ万能タイプのコンパクトデジカメ(略してコンデジ)を一台も持っていない。仕事場に持っていってどんな環境でもちゃんと撮ることができるという、普通の人には当たり前のカメラがないのだ。

 余談ながら、観光地へ行って困るのは自分の姿を誰かに撮ってもらうこと。レンジファインダー機(R-D1)ではピントを合わせる術を教えるのが大変だし、GR digitalだと「広角だからぶつかるくらいに寄って!」と脅かさないといけない。そういう用途にも万能コンデジは合致する。

 ではコンデジでなにを選ぶか。

 最低条件はRAWモードで撮れること。

 念のために説明しておくと、普通のデジカメはJPEGという形式で画像が保存される。JPEGはどのPCでも見ることができるし、そのまま街の電気屋さんでプリントもできるのだが、JPEGというのは「調理済み」ということで、生の原材料に戻すことができない。
 RAWは文字通り「生」で、いろいろと調理ができる。

 数段階の露出補正や、ホワイトバランスなどが後からPC上でいじくれる。

 こう書くと知らない方には面倒なようだが、実際は逆で撮影のときはあまりものを考えなくてもいい。あとからゆっくりPCで画質を決定すればいいのだから楽チンなのだ。

 次に絞りを変えることができること。絞りを決定できないカメラというのは潔いけれどアナーキーに過ぎる。

 RAWと絞り、この二つの条件を満たすというだけで選ぶことができるコンデジはぐっと減る。

 せっかくカジュアルに撮るためのコンデジで、RAWだ絞りだと面倒ではないかと思うかもしれない。だが僕に言わせればまったく違う。いくつもくっついているスイッチや、複雑なモードを覚えるほうが何倍も面倒だ。それにこの二つがあればどんなカメラでも説明書を読むことなく使うことができる。

 PowerShot G9はさらにISO感度をアナログのダイヤルで決定できる。これも大いに気に入った。こういうものをソフトウェアに頼るとつい設定を忘れて撮影してしまう。

 それなりに予備知識を積んだつもりだが、まともに(=楽に)写真を撮れるコンデジということではG9しか選択肢がないんじゃないかと思う。

 絶対に後悔することがない、5年は最低でも使うことができるカメラだ。
 普段、後悔が先にたつようなカメラばかり使っている僕がいうのだから間違いはない。

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